ブログ再開前の、大切なお話

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新型コロナウイルス感染症で犠牲になった方々へ

今回、ブログ再開にあたり、まず申し上げねばならないことがあります。このブログを執筆しております、5月28日午前6時の段階で公表されている最新の情報によれば、新型コロナウイルス感染症で犠牲になった方々は858人(5月27日時点の数字)だそうです。この犠牲者の中には、コメディアンの志村けんさん、女優の岡江久美子さんも含まれておりますが、このブログをお読みの方のご友人やご親族が含まれているかもしれません。
犠牲者の皆様に、心からお悔やみを申し上げます。

「これは現実なのか?」と目の前の出来事を疑った

過去にも同様の経験があります。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件。2011年3月11日の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)。テレビに映し出されたリアルタイムの映像に、「これは現実なのか?」と目を疑いました。東北地方太平洋沖地震の際は私の住まいも大きく揺れましたので、大変なことが起こっているという認識はありました。しかしアメリカ同時多発テロ事件は不謹慎ながら、映画を観ているのかと、帰宅直後に目にした映像が「衛星中継」であることを最初の3分くらいは受け入れられませんでした。
今回の「新型コロナウイルス感染症」拡大に伴う一連の動き(非常事態宣言であるとか、勤務先(私の場合は勤務とは多少異なりますが)への出社停止など)は、何も見えない細菌との闘いであるがゆえなのか、「これは現実なのか?」と改めて目を疑いました。
出社するなと言われ、外出は控えろと言われるのはまだしも、感染者・犠牲者の数が増え始め、都内の交差点などの映像を見ると、まるでゴーストタウン。しかしスーパーに行けば(一部の商品を除き)、普通に買い物ができるという、これまでの人生で経験したことのない光景が連日目に飛び込んできました。

それより、テレビを信じなくなったよ!

通常、この「のりべぇのブログ」では、基本的に他者への批判は書きません(以前、暴走老人を批判するネタは書いた記憶がありますが)。「自虐が美徳」と思っている、おめでたい男なので、自分のズッコケネタを書くのがこのブログでの基本スタンスです。
しかし、新型コロナウイルス感染症に関連した報道(というより、報道という名のバラエティ)番組については、最大級の怒りを覚えずにはいられません。
医師・看護師・その他病院関係者のいわゆる医療従事者の方々へ感謝を述べている一方で、日本の感染症対策に文句をいう、専門家「と称する」者たち。感染症対策に苦言を呈していたかと思えば、いつの間にか政府(内閣)批判に話がすり替わっている、コメンテーター「と称する」者たち。なぜ「と称する」と書いたかはお察しください。
観ていて「ああ、この人たちってこの国(日本)がキライなんだ」と感じました。本人たちが意図していないとしても、そう受け取られても仕方のない発言が多いからです。あと、テレビで嘘を言っちゃいけませんよ(爆)。具体的には申しませんが、調べればすぐにわかりますよ(笑)。
別に以前からテレビで放映されていることを鵜呑みにしていたわけではありませんが、おかげさまで今回「報道番組」と名乗る「報道バラエティ」番組の全てを観ることはなくなりました。ありがとう!テレビの人たち。
蛇足ですが、炎上商法的な番組づくりもやめましょうね。「新型コロナウイルス感染症」の話題から外れるので詳しくは書きませんが、観る/観ないという問題以前に、辟易としています。「自分たちも被害者だ」とお考えのテレビ関係者の方。それは詭弁です。

「巣ごもり」は慣れてんだよ。でもねぇ…。

フリーライターという職業柄、家から出ない、いわゆる「巣ごもり生活」には慣れています。これまで最長で2週間という経験があります。そのため、比較的今回の非常事態宣言に伴う自宅隔離状態は他の方々よりはハードルの低いものでした。
とはいえ、ダメージがなかったわけではありません。やっぱり(仕事や最低限の買い物ではない)外出がしたいと思ってしまうわけです。もちろん、最低限の買い物以外は外出を控えてまいりました(こういうところは結構律儀なのりべぇです)。
ただ、それが原因なのかは定かではありませんが、体重が増えました(笑)。結構増えました。いや、かなり増えました。これから急いで減らさないと、冗談抜きで服を買い換えなければならないほどです…。
自宅待機初期の段階でなぜか「しっかり食べておかねばならない」と自己暗示がかかってしまったのか、ろくに動きもしないくせに、3食しっかり食べてるのりべぇ。冬眠前のクマじゃないんだから…。一応、しっかり食べて抵抗力をつけ、感染予防…、のつもりが、見事に体重オーバー(爆)。シャレになりません。改善できなければ、冬眠ならぬ「夏眠」をして、皆様とは秋以降にお目にかかろうと思います(爆)。

巣ごもりの間に起こった「いいこと」

食べすぎて本当に「ビバンダムくん」(仏・ミシュランタイヤのマスコットキャラクター)みたいになりそうなのりべぇですが、ちょっとだけいいこともありました。
例の無料語学学習サイト「duolingo」ですが、フランス語、英語に続き、スペイン語もスタート!なんと3ヶ国語学習体制となりました!(それよりもう少し日本語の勉強もしろよ!というツッコミは、なしで…)
次に最近「amazon kindle」(電子書籍端末)で文学作品を読んでいます(一部無料なんです)。主に中高生時代、本を読まなかったので、今頃になってその反動が来ています(以前もお話しした通り、とにかくテレビが大好きだったもので)。
他にも「積ん読」(買っただけで読まず積み上げている本のこと)解消など、なんだかんだで実は、「巣ごもり生活」の間に、今までできなかったことの「穴埋め」のように作業をしていたというのが実情です。

もし過去の歴史を参考にするなら…

散々テレビ番組などでも取り上げられていますが、今からほぼ100年前の1918年から1920年にかけて世界的に流行した「スペインかぜ(風邪)」。この時の流行推移を元にすれば、あと2回、感染拡大が起こるかもしれません。しかも、今回より強力になって…(注:本件はあくまでもスペイン風邪の例の引用であり、今回も同様に感染拡大するという趣旨の発言ではありません)。
スペインかぜは主に第一次世界大戦の際、連合国軍兵士が初期の媒介だとされていますが、今回の新型コロナウイルス感染症の媒介は初期も拡大期も一般人です。100年前よりかなり容易に国内・海外渡航が可能となった時代。陸地を越え、海を越え、ウイルスはあっという間に伝播します。
ただし、伝播するスピードや範囲も早く、広くなった代わりに、病原体がどんなものかを知る技術や、病原体にどう対処すればいいかという方法は、100年前よりはるかに進歩しています。それゆえに「正しく恐れる」という言葉が出るほどです。
あくまでも過去の歴史の教訓を元に、という前提でお話をします。前述の「正しく恐れる」に加え、防災への備え同様、食料品はあえて特別な非常食を備蓄するのではなく、日持ちする食品を一定数確保しつつ消費・補充する「ローリングストック」を実施して買い物に行く回数を制限するなど、日常生活の中で実践できることを継続する、というのが大切かもしれません。もちろん、手洗いをはじめとする「防疫の基本」はお忘れなく…。

最後にこれも忘れちゃいけません!

私は幸い、巣ごもり生活をすることができました。一方で、日本の医療・物流・経済を止めてはならないと、医療従事者の皆様、流通関係の皆様、そしてスーパーやコンビニなどの小売店で働く皆様には、本当にお世話になっております。こうした皆様に、心からの感謝とお礼の言葉を述べさせていただきます。言葉で言い尽くせないほどの「ありがとうございます」を、関係の皆様に…。

次回もお楽しみに!

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