今日ののりべぇ 1月30日 水曜日 (旧暦12月25日)

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懐かしいものも、いつの間にか進化する

まずはこの写真をご覧ください。

何気なく自販機を見てみると…(2010年12月、神奈川県某所にて撮影)

スマートフォンでご覧の方は少し見づらいかもしれませんが、実はこれ、瓶コーラの自販機です。瓶の清涼飲料水自動販売機、懐かしい方も少なくないかもしれません。よく駄菓子屋の店先にありましたよね。お金を入れて、縦長の扉を開け、瓶を引き抜くアレ。時々、同時に抜けば2本取れると、まことしやかに噂が流れ、それを試した悪童が、1本も取れずにゲームオーバー、というマヌケな話もありましたが、実は今でもこうした自販機があるんですね。でも、さすがは21世紀。ちゃんと進化しています。今はボタンを押すと1本だけコロリと出てくるんです。それも、昔と同じように、縦長の扉を開けて取り出す方式。

恥ずかしながら、この「進化系自販機」の存在を知ったのは、2010年のこと。たまたま取材で訪れた、神奈川県某所にて発見しました。それがこの写真。感動のあまり、シャッターを押していました。感動した理由は、自販機を発見したこともさることながら、これが置かれている場所にも感動したということなんです。神奈川県某所と書いておりますが、実は近くに東海道新幹線が走るエリア。新横浜と小田原の間、寒川神社にほど近い場所で発見しました。どことなく懐かしい雰囲気のある田園地帯の一角にある商店の店先。そう。子どもの頃に経験したシチュエーションにそっくりだったのです。

瓶のコーラはやっぱり美味しい!

これはのりべぇの主観としか言いようがありませんが、コーラはやっぱり、瓶で飲むのが一番美味しい、と思っています。何故なんでしょうね?味は同じらしいのですが、炭酸ガスの圧力は違いがあるとかないとか。この件はあえて調べていません。実は全て同じですよ、と言われたらがっかりしそうなので(笑)。

今でも普通に瓶のコーラは流通しています。最近ではコンビニエンスストアでも見かけますし、「ヴィレッジ・ヴァンガード」という面白いグッズなどを販売するお店では店頭に自販機が置かれていたりします(置かれていない店舗もありそうなのでご注意)。もちろん飲食店では多く見かけます。ですが、持ち運びに不便、瓶の返却が面倒などと、あまり重宝されませんよね。リサイクル率で考えればダントツに優秀な容器なんですけどね。

懐かしさと、目新しさと、変わらない何かと。

今日は瓶コーラの話でしたが、のりべぇにとっては懐かしいアイテム。若い世代の方にはもしかしたら新しいアイテムに映るかもしれません。しかし、共通するのが美味しさだとすれば、それは不変のものなのでしょうね。新しいものが生まれては消えていくのが世の常と申しますが、意外とライフサイクルの長い商品って、最近は多かったりします。最近の方が多いような気がするのは私だけではないはず。調べると、1970年代や1980年代の方が、ライフサイクルの短い商品が多いような気がします。それだけ当時の方が物事の成熟が過渡期にあり、現在の方が成熟期に達しているという考え方もできるのですが、日々進化するIT化の一方で、数十年間変わらずに流通・販売している瓶コーラに代表される商品もある今の時代。ちょっとしたことに目を向けるだけでも実に興味深いものがありますね。

次回もお楽しみに!

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